混成(読み)コンセイ

デジタル大辞泉 「混成」の意味・読み・例文・類語

こん‐せい【混成】

[名](スル)いくつかまぜ合わせてつくること。また、まじり合ってできること。「日米選手混成したチーム」「混成部隊」

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精選版 日本国語大辞典 「混成」の意味・読み・例文・類語

こん‐せい【混成】

  1. 〘 名詞 〙 いくつかのものを混ぜ合わせて作ること。また、混じり合ってできること。
    1. [初出の実例]「尋繹凡夫機利鈍、混成楽処善因縁」(出典:菅家文草(900頃)四・仁和四年、自春不雨、府之少北有一蓮池)
    2. [その他の文献]〔老子‐二五〕

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普及版 字通 「混成」の読み・字形・画数・意味

【混成】こんせい

入りまじって成る。〔老子二十五〕物りて混し、天地に先だちて生ず。寂(せき)たり、寥(れう)たり。獨立して改(かは)らず、行して殆(あやふ)からず。

字通「混」の項目を見る

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「混成」の意味・わかりやすい解説

混成
こんせい
contamination; blending

言語学用語。混交ともいう。ある形式が他の形式に影響を及ぼして,両者の混合した第3の形ができる現象。たとえば,「とらまえる」 (とらえる+つかまえる) 。 L.キャロルのつくった chortle「哄笑する」 (chuckleくすくす笑う+snort鼻息を荒くする) のような人工的造語portmanteau wordということもある。I am friendly with him.と We are friends.とからI am friends with him.ができたような,構文上の混成もある。

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栄養・生化学辞典 「混成」の解説

混成

 →ハイブリッド形成

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