リストリック断層(読み)リストリックだんそう

最新 地学事典 「リストリック断層」の解説

リストリックだんそう
リストリック断層

listric fault

断層面が下に凸の曲面をなす断層。初めは露頭規模の小断層に対して使用されたが,最近では,中央海嶺リフトバレーにみられるように地殻全体をも切る大規模断層に対して用いられる。大規模断層の場合,地表近傍で高角であるが,深くなるにつれて低角になり,やがてほとんど水平なデタッチメントに移化する。これは,地下深部ほど岩石の延性度が増すことを意味している。リストリック正断層とリストリック逆断層がある。

執筆者:

出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

関連語 一男 天野 伊藤

梅雨の季節に入ること。つゆ入り。毎年6月中旬~7月中旬の約1ヵ月間,九州から東北地方は梅雨の季節に入る。これは,北方のオホーツク海高気圧と南方の小笠原高気圧とに挟まれて,揚子江流域から九州,四国,本州...

入梅の用語解説を読む