リスフィルム

化学辞典 第2版 「リスフィルム」の解説

リスフィルム
リスフィルム
lith film

写真製版で網分解した版をつくるときに用いる超硬調写真フィルムをいう.コンタクトスクリーンを介して露光することで連続調画像から網点画像をつくり,元画像の濃淡を網点の大小で表す.寸法安定性のためにポリエステルフィルムを支持体として乳剤を薄く塗布してある.セミキノンによる伝染現象を利用して超硬調現像が用いられてきたが,安定性向上と迅速処理に適したあらたな現像システムが利用されるようになった.また,しだいにリスフィルムを用いずに直接刷版をつくるようになりつつある.

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む