医薬品を液中に微細均等に乳化した液剤。すなわち、乳剤は液状の医薬品に乳化剤と精製水(注射剤の場合には注射用蒸留水)を加え、適当な方法で乳化し、全質均等としたものである。内用には、肝油乳剤、ひまし油乳剤など服用しにくい油状の医薬品の投与法として古くはよく用いられたが、現在ではほとんど使用されていない。注射用には静脈注射用の脂肪乳剤が栄養補給、脂肪酸の補給のため、経口栄養の不可能な患者に繁用されている。精製植物油にダイズまたは卵黄レシチンを加え、乳化剤としてグリセリンを配合し、注射用蒸留水中で乳化してつくる。このような乳濁性注射液中の粒子(油球)の大きさは7マイクロメートル以下と、日本薬局方で規定している。
[幸保文治]
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