リチーミング

人事労務用語辞典 「リチーミング」の解説

リチーミング

「リチーミング」(reteaming)とは、1990年代前半にフィンランドの精神科医ベン・ファーマン氏と社会心理学者タパニ・アホラ氏によって考案された問題解決およびチーム再構築のためのプログラムのこと。問題の原因や責任の追及にばかり傾く問題志向から、前向きな解決志向へ組織の意識改革を進めることにより、人材の再活性化やチームワーク強化を促します。当初は問題を抱える子どもたちを対象にした「キッズスキル」として開発が進められましたが、次第に大人にも有効であることがわかり、現在ではヨーロッパを中心に世界16ヵ国で企業研修などに活用されています。
(2010/12/20掲載)

出典 『日本の人事部』人事労務用語辞典について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android