法則の辞典 「リッティンガーの法則」の解説 リッティンガーの法則【Rittinger's law】 固体粉砕時の仕事に対する法則の一つで,キックの法則*,ボンドの法則*と並んで粉砕の三大法則といわれる.固体を粉砕する際に,粒子の粒径を小さくするために必要な粉砕仕事(E)は,生じる粒子の表面積の増加量に比例する.すなわち E=C(S2-S1) となる.ここで S1,S2 は粉砕前後の粒子の比表面積,C は定数である. 出典 朝倉書店法則の辞典について 情報 Sponserd by
世界大百科事典(旧版)内のリッティンガーの法則の言及 【粉砕】より …このような粉砕エネルギーの評価式としては,次の3者がよく知られている。(1)リッティンガーの法則 リッティンガーP.von Rittingerが1867年に提案した粉砕エネルギーの評価式である。リッティンガーは粉砕に要するエネルギーは,粉砕の結果として新たに生成される粒子表面積の総和に比例すると考えた。… ※「リッティンガーの法則」について言及している用語解説の一部を掲載しています。 出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」 Sponserd by