キックの法則

法則の辞典 「キックの法則」の解説

キックの法則【Kick's law】

固体粉砕において成立する関係式.粉砕の前後における粒子の大きさ(径)をそれぞれ d0d で表し,粉砕のエネルギーE としたとき

となる.ただし k物体粉砕機によって定まる定数である.

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栄養・生化学辞典 「キックの法則」の解説

キックの法則

 粉砕法則一つで,ある粒子を粉砕するのに要するエネルギーはその粒子の体積に比例するとする.

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世界大百科事典(旧版)内のキックの法則の言及

【粉砕】より

…なお一般に,新生表面の表面自由エネルギーは粉砕エネルギーの1%にも満たないことが知られている。(2)キックの法則 キックF.Kickは1885年,ある物質の粉砕に必要な単位質量当りのエネルギーは粉砕前後の粒径比によって決まるという説を提唱した。この説はキックの法則と呼ばれる。…

※「キックの法則」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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