りやらめく

精選版 日本国語大辞典 「りやらめく」の意味・読み・例文・類語

りやら‐め・く

  1. 〘 自動詞 カ行四段活用 〙 ( 「めく」は接尾語 )
  2. 佩玉(はいぎょく)などが美しい音で鳴る。
    1. [初出の実例]「玉佩の音かや、道にりやらめきてひさしく」(出典:中務内侍(1292頃か)弘安一一年三月一五日)
  3. 琵琶などの音色がさわやかに鳴る。
    1. [初出の実例]「一番〈略〉末濃。上下の音相叶て殊勝なり。もと腹の木甚やはらかにして、其音りやらめく所なし」(出典:順徳院御琵琶合(1220))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android