リューシャイト

最新 地学事典 「リューシャイト」の解説

リューシャイト

lueshite

化学組成NaNbO3の鉱物。直方晶系(擬立方晶系),空間群Pbma,格子定数a0.5569nm, b1.5523, c0.5505, 単位格子中8分子含む。六面体結晶。黒色,薄い破片では赤褐色,条痕灰色。劈開{001}に不完全。硬度5.5, 比重4.44。薄片では赤褐色,屈折率α~γ2.30,2V~45°。ペロブスキー石上族,ストイキオメトリック・ペロブスキー石族,ペロブスキー石亜族に属する。ナトロニオバイト(natroniobite, 単斜型?)と同質異像。ザイールのカーボナタイトとカンクリナイト閃長岩の接触部の黄色の雲母の包有物として,また米国コロラド州の苦土蛭石鉱床から産出。名称は原産地ザイールのLuesheにちなむ。ただし,現在IMAリストでは存在が疑わしい鉱物種となっている。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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