リーガル秀才(読み)リーガルシュウサイ

新撰 芸能人物事典 明治~平成 「リーガル秀才」の解説

リーガル秀才
リーガルシュウサイ


職業
漫才師

本名
高橋 章(タカハシ アキラ)

グループ名
コンビ名=リーガル天才秀才(リーガルテンサイシュウサイ)

生年月日
大正15年 10月29日

出生地
東京都

経歴
昭和27年リーガル天才結成した劇団山びこの座員だったことから、天才と漫才コンビを結成、29年デビュー、NHK漫才コンクールで1位となる。リーガル千太・万吉傘下で、31年からリーガルを冠した。女性問題や政治風刺を得意とし、知的な正当派しゃべくり漫才で人気を集めた。45年テレビ・ラジオの芸人に対する扱いに我慢できず一切の出演を拒否する“不出演宣言”を行い話題となった。その後、ファンの要望があって数年後にNHKでテレビ復帰、以来NHKには出演。63年芸術祭賞、平成3年紫綬褒章を受章。11年相方の天才が高座で倒れ、闘病生活の末に16年死去した。自身は20年に亡くなった。

受賞
紫綬褒章〔平成3年〕 芸能功労者表彰(第7回)〔昭和56年〕,芸術祭賞〔昭和63年〕

没年月日
平成20年 10月10日 (2008年)

出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android