現代外国人名録2016 「ルイズルピカール」の解説
ルイズ ルピカール
Louise Lepicard
- 職業・肩書
- 作家
- 国籍
- フランス
- 生年月日
- 1928年3月
- 出生地
- 仏領インドシナ・サイゴン(ベトナム・ホーチミン)
- 別名
- 日本名=正子
- 経歴
- フランス人の父・マクシム・ルピカール、日本人の母・里ヤイの第四子、長女として仏印サイゴンに生まれる。日本名・正子。1937年母の実家である長崎県戸石村(現・長崎市)に2ケ月のヴァカンスの予定で家族と共に9歳で来日。支那事変の勃発で帰路を断たれ、以後第二次世界大戦終了後の1948年まで11年間、東京、横浜、長崎と日本で20歳まで過ごす。戦後サイゴンに戻り、結婚してフランスのコルシカ島に行き、その後2度の離婚を経験し、女手一つで6人の子供を育てた。2006年戦時中の日本体験を日本語で「ルイズが正子であった頃」として出版。2009年には2作目「正子がルイズに戻った後」を出版、話題となる。毎年来日し、戦時中に住んだ場所を訪れている。トゥールーズ在住。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報