ルカン礁(読み)るかんしよう

日本歴史地名大系 「ルカン礁」の解説

ルカン礁
るかんしよう

糸満市の西方約一三キロの海域にある楕円形をした台礁のサンゴ礁北西―南東方向に長軸をもち、長径約一・八キロ、短径約一・二キロ。中央部の経緯度はおよそ東経一二七度三二分・北緯二六度六分。地形図や海図にはルカン礁と表記されているが、地元の呼称はルカズニあるいは単にルカである。スニ(曾根)地名にもかかわらず、干潮時には中央部のイノー(礁池)を除いて干出する。「ペリー艦隊日本遠征記」所載の地図にはHall's Reefとみえる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 曾根

デジタル大辞泉プラス 「ルカン礁」の解説

ルカン礁

沖縄県糸満市、糸満港から西へ約13kmの東シナ海に浮かぶ環礁。ルカン礁灯台がある。ダイビングシュノーケリングの好適地。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

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