ル・マタン(読み)るまたん(その他表記)Le Matin de Paris

日本大百科全書(ニッポニカ) 「ル・マタン」の意味・わかりやすい解説

ル・マタン
るまたん
Le Matin de Paris

フランス社会党系の新聞で、パリ発行の朝刊紙。左派系週刊誌『ヌーベル・オプセルバトゥール』の社長で著名なジャーナリスト、ジャン・ダニエルのきもいりで、同誌記者クロード・ペルドリエルが1977年5月1日創刊。国際・国内ニュースの報道と並んで、社会党に近い立場からフランス政治情勢の分析、解説、論評を展開、社会党ブームにのって発行部数を大幅に増やし、82年には25万とした。85年から退潮に向かい88年1月廃刊。

[伊藤力司]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android