ルーアン窯(読み)ルーアンよう(その他表記)Rouen faience

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ルーアン窯」の意味・わかりやすい解説

ルーアン窯
ルーアンよう
Rouen faience

フランスのルーアン近郊で 17~18世紀に繁栄した,フランス・ファイアンス (軟質陶器) の優れた窯の一つ。1644年から始められ,1673~1700年には軟質磁器もつくられた。創立者のエドメ・ポテラおよびその息子のルイ・ポテラは磁器製造の独占権をもっていたが,磁器に似せたファイアンスが主で生産量は少なく,1700年頃にはつくられなくなった。ランブルカン文様やコルヌコピア文様 (宝角文) ,ラヨナン文様 (放射状意匠の花柄文) ,シノアズリー文様,ロカイユ文様を特色とし,染付に優品が多い。

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