コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

軟質磁器 なんしつじき soft porcelain

2件 の用語解説(軟質磁器の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

軟質磁器
なんしつじき
soft porcelain

磁器の一種で,硬質磁器に対する。媒溶原料の配合量が多く,一般的な素地の組成は石英 23.3~24.8%,カオリン鉱物 36.3~47%,長石 24.2~34% (場合によっては石灰石 1.5~2.5%,亜鉛華 1.2~4.0%を加える) 。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

食器・調理器具がわかる辞典の解説

なんしつじき【軟質磁器】

長石、石灰、骨灰(こっぱい)、フリット(釉薬の原料をガラス状にして細かく粉砕したもの)などの媒溶剤(融点を低くする働きをする物質)成分を多量に用い、施釉(せゆう)後の焼成を硬質磁器に比べて低温で行う磁器。白く緻密で硬質磁器よりも透光性が高いが、尖ったものでひっかくと傷が付きやすい。主として学術的・工業的な区分に用いる用語であり、厳密な規定はない。ヨーロッパでは16世紀から18世紀にかけて開発、保護されて発展したが、耐久性に欠け、また焼成中に変形しやすく大量生産には向かないため、こんにちではボーンチャイナなどの高級食器や美術工芸品など、限られたものだけが生産されている。◇「軟磁器」ともいう。⇒磁器

出典|講談社
(C)Kodansha.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典内の軟質磁器の言及

【釉】より

…ヨーロッパにおける磁器の焼成は1709年ドレスデンのベットガーによって始められ,これと前後して他のヨーロッパ諸国でもこぞって磁器焼成が試みられた。スペインではフリット磁器,フランスではケイ砂,セッコウ,ソーダを溶融し,これに石灰と粘土を加えた,いわゆる軟質磁器,イギリスでは18世紀末に動物の骨灰を混ぜたボーン・チャイナがつくり出された。これらの釉も素地の成分に応じて石灰釉や長石釉などさまざまな磁器釉が用いられている。…

※「軟質磁器」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

軟質磁器の関連キーワード骨灰骨灰磁器骨灰・粉灰フリッパー微塵骨灰乱離骨灰・羅利粉灰乱離骨灰フリップフロッパーおっぱいおっぱいフリッパーレース

今日のキーワード

トランスアジア航空

台湾・台北市に本拠を置く航空会社。中国語名は復興航空。1951年、台湾初の民間航空会社として設立。83年に台湾の国産実業グループに経営移管され、組織改編を実施した。92年に国際チャーター便の運航を始め...

続きを読む

コトバンク for iPhone

軟質磁器の関連情報