ランブルカン(その他表記)lambrequin

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ランブルカン」の意味・わかりやすい解説

ランブルカン
lambrequin

建築・装飾用語。縁飾り,垂れ飾りを意味するフランス語。窓や戸口の上の部分,寝台天蓋などに掛けられる装飾的な掛け飾り,あるいは壁の帷帳 (とばり) 。バロック建築ではファサードコーニスの飾りとしてこの形態が石やスタッコで模造された。その始めは 17世紀フランスの陶工エドメ・ポテラの創作とされる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android