出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
美術用語。岩を意味するrocから派生したことばで、17世紀のフランスでは庭園の人工洞窟(どうくつ)の内壁や噴水の水盤に施された、石やサンゴ、そして貝殻によるイタリア起源の装飾を意味した。しかし18世紀になると、貝殻の形に想を得た装飾モチーフの名称となる。ルイ15世時代とルイ16世時代の初め(1720年代~70年代)にとくに愛好され、このモチーフは古典主義の原則に反発するかのように、非対称な形態を求めて自由自在に変形される。この特色が同時期の芸術表現全般に認められることから、この時期の芸術をロカイユ様式の名で総称することもある。このモチーフを広めた代表的な芸術家はブーシェ、ジュスト・オレール・メソニエ、ピノーである。
[上村清雄]
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...
12/17 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
11/21 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
10/29 小学館の図鑑NEO[新版]動物を追加
10/22 デジタル大辞泉を更新
10/22 デジタル大辞泉プラスを更新