ルーク・トゥン(読み)ルークトゥン

百科事典マイペディア 「ルーク・トゥン」の意味・わかりやすい解説

ルーク・トゥン

タイの大衆歌謡。タイ中部で発生,タイ語で歌われる。原型は1930年代後半にまでさかのぼることができ,元来は民謡と古典音楽と舞踊が混ざったもの。1950年代以降,マレー式のストリング・バンド,西洋式のビッグ・バンド,カントリー・ミュージック,ラテン音楽などの影響を受け,音楽的にはかなり変化。カンボジア系タイ人の多いイサーン南部では,カンボジア語で歌われるガーン・トゥリアム・ルーク・トゥンという新しいスタイルも生まれた。1980年代後半以降は,モーラムの人気に押され気味。庶民的なルーク・トゥンに対し,1960年代のルーク・クルンは都会の上流階級やインテリたちを愛好者とする,洋楽色の強い歌をいう。

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