改訂新版 世界大百科事典 「ルールケーラー」の意味・わかりやすい解説 ルールケーラーRourkela インド北東部,オリッサ州北端部の工業都市。ラーウルケーラーRourkelaとも呼ばれる。人口22万(2001),大都市域人口48万4000(2001)。オリッサ山地北部を流れるコーエル川とサーンク川との合流点にある。周辺に産する鉄鉱石と石炭をもとに,1955年から製鉄・製鋼所の建設が西ドイツの援助のもとに進められ,59年操業開始,アディバーシ族の小村から都市に成長した。さらに重機械,化学肥料,化学などの諸工業の立地が進み,チョタ・ナーグプル高原東部を取り巻く重工業地帯の一角を構成している。執筆者:応地 利明 出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報 Sponserd by