イタリア北部の都市フィレンツェ(Firenze、〈英〉Florence)にほど近い、アルバーノ山山腹のヴィンチ村(コムーネ)郊外、アンキアーノの村はずれに残っている、レオナルド・ダ・ヴィンチ(Leonardo da Vinci)が生まれた家。ヴィンチ村の広場から3kmほどのところにある。レオナルドは1452年、この家で生まれ、5歳からすぐ隣のヴィンチの町に移り住んだといわれている。石造りの家で、当時の家具や所持品などを展示している。ヴィンチ村にある13世紀に建造されたヴィンチ城内にレオナルド博物館があり、飛行機械など、彼のアイディア、発明品の木製模型や設計図などのコレクションが展示されている。