レオニドパンテレーエフ(その他表記)Leonid Panteleev

20世紀西洋人名事典 「レオニドパンテレーエフ」の解説

レオニド パンテレーエフ
Leonid Panteleev


1908 - 1987
ソ連の児童文学作家。
ペテルブルグ(後のレニングラード)生まれ。
本名アレクセイ・イワノビッチ エレメーエフ。
別名アレクセーイ パンテレーフ,アレクセイ パンテレーエフ
革命後、国内戦の混乱期に両親を失い、13歳の時、浮浪児収容施設「シキット」に入れられる。この体験を友人ベルイフと共作した「シキット共和国」(1927年)がマルシャークゴーリキーに高く評価され、一躍有名になる。他の作品に「金時計」(’28年)、「うちのマーシャ」(’66年)など。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android