レオンの司教館(読み)レオンのしきょうかん

世界の観光地名がわかる事典 「レオンの司教館」の解説

レオンのしきょうかん【レオンの司教館】

スペイン北西部、カスティーリャイレオン州の都市アストルガ(Astorga)にある司教館。アントニオ・ガウディ(Antonio Plácido Guillermo Gaudíy Cornet、1852~1926年)の設計によるモデルニスモ建築の作品である。アストルガは、サンティアゴデコンポステーラ巡礼の一つが通る重要な拠点として、司教座が置かれている。その司教の住まいとして、ガウディの設計によりこの建物が建設された。しかし、この館が完成する前に注文主の司教が死去し、後任の司教はガウディの建物を毛嫌いしたために、結局、この建物は司教館として使われることはなかった。

出典 講談社世界の観光地名がわかる事典について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む