レクティステルニウム(その他表記)lectisternium

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「レクティステルニウム」の意味・わかりやすい解説

レクティステルニウム
lectisternium

古代ローマ宗教儀礼。古代ギリシアのテオクセニアとかテオダイシアと呼ばれた,市を訪問する神々を賓客として宴会を開き供応する儀礼が,ローマに取入れられたもので,供応を受ける神々のために,食事とともに寝台 (レクトゥス) が準備されたことから,この呼び名が与えられた。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android