レナード石(読み)レナードせき

最新 地学事典 「レナード石」の解説

レナードせき
レナード石

renardite

化学組成Pb(UO2)4(PO4)2(OH)4・7H2Oの鉱物。直方晶系,空間群Bmmb, 格子定数a1.601nm, b1.75, c1.37, 単位格子中6分子含む。四角板状結晶あるいは繊維状集合塊など。レモン黄~帯褐黄色,透明ないし半透明で,ガラス~金剛光沢。劈開{100}に完全。硬度3.5,比重4.34。薄片では無~黄色の多色性,屈折率α1.715~1.721, β1.736~1.741, γ1.739~1.745,2V(-)40°~45°, 光分散r>v。ウラン鉱床の酸化帯にリン銅ウラン石・カソライトなどに伴って二次鉱物として産する。名称はベルギー人地質学鉱物学者A.F.Renard(1842~1903)にちなむ。なおIMAリストでは,存在が疑問視されている。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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