最新 地学事典 「レプチナイト」の解説
レプチナイト
leptinite ,leptynite
高度変成地域に産出する珪長質片麻岩。ざくろ石を含み,少量の黒雲母を伴う。A.R.J.Haüy(1822)の原定義では,石英長石質変成岩で雲母に乏しいがしばしばざくろ石に富むとされる。サクソニーのグラニュライトの原定義やレプタイト,ヘレフリンタとほぼ同義とされた(G.W.Tyrrel, 1926)が,その後,後2者より高変成度でやや粗粒な岩石に対して使用されているが,定義は曖昧。インド半島ほか各地のグラニュライト地帯にコンダライト・チャーノッカイトとともに産出。火成起原と堆積岩起原の場合があると考えられる。
執筆者:吉田 勝
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

