ロク・きり

普及版 字通 「ロク・きり」の読み・字形・画数・意味


8画

[字音] ロク
[字訓] きり

[説文解字]
[甲骨文]
[金文]

[字形] 象形
錐(きり)状の器で木を刻み、木(きくず)が散る形に象る。〔説文〕七上に「木をむことたるなり。象形」とあり、その錐の回転する音を「」という。篆文字形は祟(たたり)をなす獣の形に作るが、卜文・金文の字形は刻鏤の形に作る。金文に「(つうろく)永命」など、を祿(禄)の意に用いる。

[訓義]
1. きり、ろくろきり。
2. は、きりのまわる音。
3. 禄に通用し、幸い。

[古辞書の訓]
〔字鏡集〕 キタセムナリ

[声系]
〔説文〕に声として祿・・剝・(緑)・(録)など十字を収める。剝は〔説文〕四下の亦声とするが、獣皮に刀を加える形で、声義ともに異なる。〔説文〕のの篆文は、その獣の形に作っている。

[熟語]

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

関連語 字訓 字音 熟語

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む