ログログ平行移動の法則(その他表記)rule of log-log translation

法則の辞典 「ログログ平行移動の法則」の解説

ログログ平行移動の法則【rule of log-log translation】

炎光分析において共存物質の干渉がみられるとき,両対数方眼紙を用いて,横軸に測定対象の濃度 C縦軸に対象物質の輝度 I をプロットして曲線を描く.次に一定量の干渉物質の共存下で同じ測定を行って,濃度‐輝度曲線を同じ方眼紙上にプロットすると,前と同形で平行移動した形となるので,これをずらして重ねることができる.これを,ログログ平行移動の法則*という.

濃度‐輝度曲線は IfC)の形で表せるが,干渉物質共存下では fC)=nf×fmC)と表現できるので,横軸の平行移動分 m と縦軸の平行移動分 n をそれぞれ濃度係数,強度係数と呼んでいる.これを応用した特殊な定量法も考案されている.

出典 朝倉書店法則の辞典について 情報

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