共同通信ニュース用語解説 「ロシアの戦時態勢強化」の解説
ロシアの戦時態勢強化
プーチン大統領は10月20日、一方的に併合宣言したウクライナの東部ドネツク、ルガンスクと、南部ヘルソン、ザポロジエの4州に、ロシア語で「戦争状態」を意味する戒厳令を導入した。ウクライナに隣接するクラスノダール地方、ベルゴロド、クルスク両州のほか、実効支配下のクリミアなど八つの連邦構成体には戒厳令に次ぐ「中度対応態勢」が、首都モスクワを含む中央連邦管区と南部連邦管区に「高位準備態勢」が導入され、治安維持のための私権制限などが可能になった。この他の全地域にも「標準準備態勢」が敷かれた。(共同)
更新日:
出典 共同通信社 共同通信ニュース用語解説共同通信ニュース用語解説について 情報