ロック・アラウンド・ザ・クロック

デジタル大辞泉プラス の解説

ロック・アラウンド・ザ・クロック

ビル・ヘイリー・アンド・ヒズ・コメッツの曲。1954年発表。1955公開のアメリカ映画暴力教室」の主題歌に使用されてヒット、同年8週連続で全米第1位を記録ロックンロールというジャンルにおける最初のヒット曲となり、この年を「ロックンロール元年」と位置づける音楽評論家が多い。「ローリング・ストーン」誌が選ぶ最も偉大な500曲第159位。原題《(We're Gonna) Rock Around The Clock》。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

世界大百科事典(旧版)内のロック・アラウンド・ザ・クロックの言及

【ロック】より

… リズム・アンド・ブルースは1940年代の初頭から中葉にかけての,第2次大戦下の時期に形を整えた黒人の大衆音楽であるが,戦後の混乱期に,白人の若者のなかにもリズム・アンド・ブルースの音楽で踊るのを好む者が現れ,それに目をつけた白人の歌手や楽団の一部がリズム・アンド・ブルースの感覚を取り入れ始めた。その一例として挙げることができるのが,54年に白人のビル・ヘーリーBill Haley(1927‐81)の楽団(ビル・ヘーリー・アンド・ヒズ・コメッツ)が録音した《シェーク・ラトル・アンド・ロールShake,Rattle And Roll》と《ロック・アラウンド・ザ・クロックRock Around The Clock》で,ともに黒人(前者はジョー・ターナー,後者はサニー・ディー)のレコードを模倣したものだった。翌55年,ヘーリーの《ロック・アラウンド・ザ・クロック》が映画《暴力教室Blackboard Jungle》(MGM。…

※「ロック・アラウンド・ザ・クロック」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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