最新 地学事典 「ロックスベリー蛇紋岩体」の解説
ロックスベリーじゃもんがんたい
ロックスベリー蛇紋岩体
Roxbury serpentinite
米国バーモント州中部にあり,アパラチア超塩基性岩帯に属する。立体的な形や各種岩石・鉱物の共生関係のよく知られている例。母岩は緑色岩と石英緑泥石絹雲母片岩。最大幅50m, 延長2kmの調和的岩体。岩石は主として蛇紋岩だが岩体の周縁には暗色緑泥石岩があり,また凍石岩(steatite),滑石炭酸塩岩を伴う。原岩は,かんらん石・クロム鉄鉱・磁鉄鉱の残晶から,ダナイト・かんらん岩。1848年発見。1世紀以上,古銅青の原料として稼行された。
執筆者:端山 好和
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

