ロハ州(読み)ロハ(その他表記)Loja

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ロハ州」の意味・わかりやすい解説

ロハ〔州〕
ロハ
Loja

エクアドル南部の州。州都ロハ。アンデス山脈中にあり,西と南はペルー国境を接する。住民は東部山間のロハ盆地と州中央部を西流するカタマヨ川の河谷に集中する。ロハ盆地ではトウモロコシ栽培と乳牛飼育,山地斜面では穀物,コーヒー,ジャガイモの栽培が行われ,深い谷では灌漑によりサトウキビが栽培される。また山地では肉牛ヒツジの飼育も盛ん。インディオによる手織りの毛布の産地として知られる。鉱物資源として金,銀,銅などがあるが,金以外は未開発。州中央部をペルーに通じるパンアメリカン・ハイウェーが通る。面積1万 793km2。人口 38万 4698 (1990) 。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む