ロハ州(読み)ロハ(その他表記)Loja

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ロハ州」の意味・わかりやすい解説

ロハ〔州〕
ロハ
Loja

エクアドル南部の州。州都ロハ。アンデス山脈中にあり,西と南はペルー国境を接する。住民は東部山間のロハ盆地と州中央部を西流するカタマヨ川の河谷に集中する。ロハ盆地ではトウモロコシ栽培と乳牛飼育,山地斜面では穀物,コーヒー,ジャガイモの栽培が行われ,深い谷では灌漑によりサトウキビが栽培される。また山地では肉牛ヒツジの飼育も盛ん。インディオによる手織りの毛布の産地として知られる。鉱物資源として金,銀,銅などがあるが,金以外は未開発。州中央部をペルーに通じるパンアメリカン・ハイウェーが通る。面積1万 793km2。人口 38万 4698 (1990) 。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む