ワカシュ語族(読み)ワカシュごぞく(その他表記)Wakashan languages

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ワカシュ語族」の意味・わかりやすい解説

ワカシュ語族
ワカシュごぞく
Wakashan languages

カナダ,ブリティシュコロンビア州のバンクーバー島中心に,アメリカワシントン州などに分布している先住民族インディアンの言語。ヌートカ語やクワキウトル語などがこれに属する。サリシュ語族,チマクム語族とともにモサン語族を形成し,それがさらにアルゴンキン語族などとともにアルゴンキン=ワカシュ語族をなすとされる。話し手約 4000人。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

関連語 アルゴンキン

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android