ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ワッタース朝」の意味・わかりやすい解説 ワッタース朝ワッタースちょうWattās 北アフリカ,ベルベル人の一種族,ワッタース族 (バヌー・ワッタース) により樹立された王国 (1472~1549) 。首都はモロッコのフェス。マリーン朝の家臣として力のあったワッタース族が,同朝の衰亡によって実権を握り樹立した王国で,北のポルトガル,東のイドリース朝の両勢力と対抗した。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報