わりわり

精選版 日本国語大辞典 「わりわり」の意味・読み・例文・類語

わり‐わり

  1. 〘 副詞 〙 ( 「と」を伴って用いることもある ) 芝居などが好評大入りのさま、転じて、羽振りのよいさまを表わす語。
    1. [初出の実例]「ここのうちでも『わりわり』〈評ばんよく大入の事也〉いわせて、壱人でばり附て居ながら」(出典:洒落本・船頭深話(1802)二)
    2. 「旦那旦那とよばれて、わりわりとばりついたやつが」(出典:滑稽本・古今百馬鹿(1814)下)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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