ばり
金属やプラスチックの加工過程で、製品の縁などにはみ出したりしてできる余分な部分。「プラモデルのばり」「鋳ばり」
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
ばり
〘名〙 鋳造などで、製品の角、
稜などにはみ出している余分な材料。えばり。〔
欠陥商品(1970)〕
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
ばり【burr】
鍛造品や鋳造品の製造の際に正規の形状の外へはみ出した薄いひれ状の部分をいう。これは型と型との合せ目に材料がはみ出して形成されるもので,製品を仕上げるときに研削によって取り除かれる。形鋼や線材の圧延においても,材料が穴型内へ過剰に加えられると生じる。通常は歓迎されないものであるが,型鍛造などにおいて型内の圧力レベルを上げたいときは,積極的にばりの生じることを計算に入れてプロセスを設計することがある。【木原 諄二】
出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報