ワルトミュラー(その他表記)Waldmüller, Ferdinand Georg

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ワルトミュラー」の意味・わかりやすい解説

ワルトミュラー
Waldmüller, Ferdinand Georg

[生]1793.1.15. ウィーン
[没]1865.8.23. ヒンターブリュール
オーストリアの画家ビーダーマイアー様式の代表者。ウィーン美術学校に学び,1829年から同校教授となったが,のち教授法のことで当局と対立し辞任。 35年アカデミー会員となり,格調の高い気品のある肖像画風景画を描いた。主要作品『ベートーベン像』 (1823,ボン,ベートーベン・ハウス) ,『フッテンネカルンから見たハルステッテル湖の眺め』 (38,ウィーン美術史美術館) 。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android