日本歴史地名大系 「ヲサクマナイ」の解説 ヲサクマナイをさくまない 北海道:石狩支庁千歳市ヲサクマナイ漢字表記地名「烏柵舞」のもとになったアイヌ語に由来する地名。当地一帯は近代に入って烏柵舞(うさくまい)村に包含された。仮名表記は「ヲサクマナイ」(玉虫「入北記」など)のほか「ウサクマナイ」(蝦夷人物誌)がある。「廻浦日記」によると千歳川沿いにマスを経てヲサクマナイに至り、「此所むかしは松前家の臣熱屋新の知行也と。其頃五軒も有しと聞に、当時十五軒に成し」という。人数は六六人であった。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by