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アソス Áthos

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

アソス
Áthos

ギリシア北部,エーゲ海に突出するハルキディキ半島の先端に分岐する三つの半島のうち,最も東にある小半島。古代ギリシア語読みではアトス。別称アイオンオロス Áyion Óros (「聖なる山」の意) 。大部分が山地で,北部は森林に覆われる。最高点は南端の大理石からなるアソス山の 2033m。 963年トラブゾン (トラペズス) の聖アタナシオスがラブラ大修道院を建設して以来,1400年までに 19の修道院が建てられ,ギリシア正教会の修道院制度の中心となった。オスマン帝国時代には多くの圧迫を受け,ギリシア独立戦争 (1821~29) 時にはすべての図書館が焼かれるなど大きな被害にあった。現在 20の独立した修道院とそれらの付属修道院があり,ギリシアの特別行政区として修道会による高度の自治が認められている。各修道院への交通はおもに船を使う。行政中心地は中部北東岸のカリエス。 1988年世界遺産の自然・文化の複合遺産に登録。面積 336km2。人口 1472 (1981) 。

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