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アブー・アルアスワド Abū al‐Aswad

世界大百科事典 第2版の解説

アブー・アルアスワド【Abū al‐Aswad】

?‐681ころ
アラブのドゥイル族出身の詩人。第4代正統カリフ,アリーによりバスラの裁判官に任じられ,シッフィーンの戦に参加した。総督ジヤード・ブン・アビーフの命令を受けて,コーランを正しく読むための独自の母音表示法を考案し,やがて塾を開いてアラビア語の文法を教えるようになった。このため彼はアラビア語の文法学の祖と見られるにいたった。彼の母音符号は文字の上下に点を打つやり方で,現在のものとは異なる。【池田 修】

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

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