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アミーン al‐Amīn

世界大百科事典 第2版の解説

アミーン【al‐Amīn】

787‐813
アッバース朝第6代カリフ。在位809‐813年。第2代カリフ,マンスールの姪を母にもっていたため,異母兄アブド・アッラーフ(のちの第7代カリフ,マームーン)に先んじてカリフ位継承権を得ていた。即位後,協定を破ってマームーンの代りに息子ムーサーを後継者に指名したことから,両者の関係は険悪化して内乱となり,首都バグダードはマームーン方の軍隊に包囲され,813年に陥落,アミーンは殺された。在位中,特記すべき業績はなかった。

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世界大百科事典内のアミーンの言及

【マームーン】より

…在位813‐833年。イラン人の女奴隷を母にもち,東方諸州の総督となったが,809年の異母弟アミーンal‐Amīn(787‐813)のカリフ即位後,両者間は険悪化,内乱となり,813年バグダードを占領してカリフ位についた。国内の反乱の鎮圧に努力する一方,バイト・アルヒクマ(知恵の館)を建設してギリシア文献の翻訳事業を推進,その影響を受けたムータジラ派神学を公認教義として思想統一を図るとともに学問を奨励した。…

【マームーン】より

…在位813‐833年。イラン人の女奴隷を母にもち,東方諸州の総督となったが,809年の異母弟アミーンal‐Amīn(787‐813)のカリフ即位後,両者間は険悪化,内乱となり,813年バグダードを占領してカリフ位についた。国内の反乱の鎮圧に努力する一方,バイト・アルヒクマ(知恵の館)を建設してギリシア文献の翻訳事業を推進,その影響を受けたムータジラ派神学を公認教義として思想統一を図るとともに学問を奨励した。…

※「アミーン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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