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アラン=フルニエ Alain-Fournier

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

アラン=フルニエ
Alain-Fournier

[生]1886.10.3. シェール,ラシャペル=ダンジョン
[没]1914.9.22. ベルダン付近
フランスの作家。本名 Henri Alban Fournier。フランス中部ベリー地方の田舎で,小学校教師の子として幸福な少年時代を過したのち,パリのリセ (高等中学校) に進級,そこで J.リビエールと知合い,生涯の親交を結んだ。象徴主義の流れをくむ抒情的,夢想的作品を書いたが,第1次世界大戦の開戦とともに召集され,その才能を十分開花させることなく戦死。代表作『モーヌの大将』 Le Grand Meaulnes (1913) は,過ぎ去った少年時代の田舎の学校での生活,夢と憧れが現実と入り交って神秘の世界をつくりだしていた,なつかしい日々の思い出を想像によって純化し,魅力ある素朴な筆致で定着した作品で,ほかに詩,遺稿集『奇跡』 Miracles (24) ,『リビエールとの往復書簡』 Correspondance avec Jacques Rivière (26~28) がある。

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