アリシン(その他表記)allicin

漢方薬・生薬・栄養成分がわかる事典 「アリシン」の解説

アリシン【allicin】

たまねぎやにんにくに含まれる特有の刺激臭(香気成分)や辛味成分。たまねぎやにんにくなどに含まれる含硫化合物であるアリインが傷つけられると、酵素アリナーゼの作用によってアリシンが生成される。にんにく、たまねぎ、長ねぎ、にら、らっきょうなどに多く含まれる。体内でビタミンB1と結合してアリチアミンとなり、ブドウ糖からのエネルギー産生に効果を発揮するほか、疲労回復、新陳代謝の活性化、血栓の予防、風邪の予防・改善、血中脂肪の燃焼促進、コレステロール値の抑制、がんの予防などの作用があるとされる。◇「硫化アリル」、「アリル化合物」とも呼ぶ。

出典 講談社漢方薬・生薬・栄養成分がわかる事典について 情報

栄養・生化学辞典 「アリシン」の解説

アリシン

 C6H10OS2 (mw162.28).

 ニンニクに特有の臭気成分で,ニンニク中のアリインの酸化によって生成する.抗菌効果があるほか,ビタミンB1と結合してアリチアミンとなる.

出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報

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