新陳代謝(読み)しんちんたいしゃ

四字熟語を知る辞典「新陳代謝」の解説

新陳代謝

古いものが次第になくなって、新しいものがそれと入れ代わること。特に、生体内で、必要な生活物質が摂取され、不用物ははいせつされる作用をさす。

[活用] ―する。

[使用例] 追々新陳代謝してくるんだから、何でも気を永くしてを据えてかからなくっちゃ[夏目漱石*野分|1907]

[使用例] 若い娘ならば、結婚のために辞めてゆくから自然に新ができるが[津村節子*二人だけの旅|1970]

[解説] 「陳」は古いものので、「新陳」は新しいものと古いもの。「謝」は辞し去る意で、「代謝」は次々と新しいものが出て古いものと入れ替わることをいいます。

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精選版 日本国語大辞典「新陳代謝」の解説

しんちん‐たいしゃ【新陳代謝】

〘名〙 (「陳」は古いもの、「謝」は辞し去るの意)
① (━する) 古いものが次第になくなって、新しいものがそれと入れ代わること。
※改正増補物理階梯(1876)〈片山淳吉〉一「凡そ宇宙間に在る各物体の斯く日に変化して新陳代謝し循環極りなき是造化の妙なり」
② 生体内で、必要な生活物質が摂取され、不用物は排泄(はいせつ)される作用。物質代謝。物質交代。代謝。
※日本読本(1887)〈新保磐次〉六「歯の面〈略〉イナメルには新陳代謝なきを以て、一たび損ずれば滋養もこれを快復せず、妙薬もこれを再生せず」

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デジタル大辞泉「新陳代謝」の解説

しんちん‐たいしゃ【新陳代謝】

[名](スル)
新しいものが古いものに取って代わること。「業態の変化に伴って社員が新陳代謝する」
物質代謝

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世界大百科事典内の新陳代謝の言及

【代謝】より

…代謝ということばは正確には新陳代謝の略語である。地球上の各種生物が外界との密接なかかわりをもちつつ,しかも自己の生命を維持するために,必要なさまざまな活動を推進するための最も基本になる活動が代謝にほかならない。…

※「新陳代謝」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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