アルウトル(読み)あるうとる

日本歴史地名大系 「アルウトル」の解説

アルウトル
あるうとる

アイヌ語に由来する地名。遠山・村垣「西蝦夷日記」では「アツトルの辺迄処々漁小屋相見並在の百姓鯡猟為稼年々罷越候」という。一八五四年(安政元年)ヨコマの嘉吉は笊網一統を所持していたというが(「網切騒動并建網冥加之覚」道立図書館蔵)、このヨコマは当地と考えられる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android