アルカリ角閃石(読み)アルカリかくせんせき

最新 地学事典 「アルカリ角閃石」の解説

アルカリかくせんせき
アルカリ角閃石

alkali amphibol

角閃石の一般化学式A0~1B2C5T8O22(OH)2において,BがNa≧1.34のものをアルカリ角閃石と総称する。Aが(Na+K)<0.5であるらん閃石-リーベック閃石系列とAが(Na+K)≧0.5であるエケルマン閃石-アルベゾン閃石系列に大別される。おもな種として,らん閃石(Na2Mg3 Al2Si8),リーベック閃石(),アルベゾン閃石()などがある。結晶構造の特徴としてAl, Fe3+はM(2)に濃集する。らん閃石-リーベック閃石およびエケルマン閃石-アルベゾン閃石系列の固溶体は,化学式のBにおけるAl→Fe3+置換で表される組成変化をし,この2系列間には,Na, R2+→□Rの置換による固溶関係がある。アルカリ角閃石のグループにアルカリ-カルシウム角閃石に属するカトフォル閃石やリヒター閃石を含むとする場合がある。

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