アルジャジーダ(英語表記)El Jadida

デジタル大辞泉 「アルジャジーダ」の意味・読み・例文・類語

アル‐ジャジーダ(El Jadida)

モロッコ西部、大西洋沿岸の港湾都市。16世紀初頭からポルトガルマサガンとして発展。1769年、モロッコ人によりポルトガルが駆逐され、のちに町の名が現名に改称された。1912年から1956年のモロッコ独立まではフランスの保護領。現在は多文化が行き交う観光都市。旧市街はポルトガル領時代に築かれた巨大な城塞で、2004年「マサガン(アル‐ジャジーダ)のポルトガル都市」の名称で世界遺産(文化遺産)に登録された。アル‐ジャディーダ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android