アルベルツス・マグヌス(その他表記)Albertus Magnus

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「アルベルツス・マグヌス」の意味・わかりやすい解説

アルベルツス・マグヌス
Albertus Magnus

[生]1200頃.ドイツ,ラウインゲン
[没]1280.11.15. ケルン
聖人 (祝日 11.15.) 。教会博士 (全科博士) 。ドミニコ会士。中世スコラ哲学の巨峰の一人。ドイツでの教授活動ののち,1245年頃パリで教え,48年ケルンに同会の総合学院を組織。 54~57年ドイツ管区長。 56年サンタムールのギヨームと対決。 60年レーゲンスブルク司教。 63年よりドイツ,ボヘミアで十字軍唱道。哲学ではアラビア経由のアリストテレスの全作品を注解し,その自然学によって新世界を開き,弟子トマス・アクィナスによる体系化を促した。反面偽ディオニュシオスの全作品の注解にみられる新プラトン主義的傾向は,弟子シュトラスブルクのウルリヒらを通して 14世紀ドイツ神秘主義の源流となった。

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