アルミナ触媒(読み)アルミナショクバイ

化学辞典 第2版 「アルミナ触媒」の解説

アルミナ触媒
アルミナショクバイ
alumina catalyst

アルミナにはいくつかの変態が知られているが,弱い固体酸性を示し,触媒活性をもつのはγ-あるいはη-アルミナである.通常,200~300 m2 g-1表面積をもち,アルコール脱水反応触媒として知られている.しかし,アルミナ単独での工業触媒としての用途は限られている.γ-アルミナと高温でも安定なα-アルミナは,金属などの触媒活性物質を安定に担持する触媒担体として使われることが多い.また,ほかの酸化物と複合させると強い固体酸性を生じたり,脱水素や酸化の触媒活性が生じる.[別用語参照]酸化アルミニウム

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

一度利用した製品を捨てずにそのまま再使用すること。ごみの削減に重要だとされる「3R」の一つで、衣類・服飾品や家電などさまざまな品目が取り扱われている。リユース商品の専門店やイベント、フリーマーケット...

リユースの用語解説を読む