アール・エフ・エム分析(英語表記)RFM

流通用語辞典 「アール・エフ・エム分析」の解説

アール・エフ・エム分析【RFM】

データベースを使ったターゲット・マーケティングで、顧客の過去の購買履歴を分析する手法。RはRecencyでもっとも最近購入された年月日であり、FはFrequencyで過去1年などの一定期間に何回購入されたかの購入回数、MはMonetaryで一定期間での購買金額を意味する。それぞれに企業独自に設定されたウェイトをつけ、その合計の評価点で、ダイレクトメールを送ったり、カタログを送ったりするときの顧客絞込み判断材料とする。RFM評価方式を利用することによってリスポンス率を高めようとするモデル。販売商品をカテゴリー別に分け、カテゴリーでのRFMを分析する手法もとられている。RFMセルコード分析はRFMそれぞれを基準によってランク化し、顧客をグループ化するモデルである。

出典 (株)ジェリコ・コンサルティング流通用語辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android