年月日(読み)ネンガッピ

精選版 日本国語大辞典 「年月日」の意味・読み・例文・類語

ねん‐がっ‐ぴ‥グヮッ‥【年月日】

  1. 〘 名詞 〙 ある事が行なわれる年と月と日。
    1. [初出の実例]「凡調皆随近合成。〈略〉具注国郡里戸主姓名。年月。各以国印々之」(出典令義解(718)賦役)
    2. 「年月日は覚えないが何でも朝のことと思ふ」(出典:福翁自伝(1899)〈福沢諭吉〉一身一家経済の由来)
    3. [その他の文献]〔韓愈‐祭十二郎文〕

とし‐つき‐ひ【年月日】

  1. 〘 名詞 〙 年と月と日。何年何月何日。ねんがっぴ。また、多くの年月。
    1. [初出の実例]「いかにあらむ 歳月日(としつきひ)にか つつじ花 匂へる君が にほどりの なづさひ来むと」(出典:万葉集(8C後)三・四四三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android